これがカメラの最適解 軽量コンパクトで画質はフルサイズ『SONY α7C』 レビュー

発売を楽しみにしていたカメラSONY α7C。

ようやく届いたので早速持ち出して使ってみました。

今回はキットレンズキットで購入したのでキットレンズで試してみようかとも思いましたが、ここはBatis 40mmを最初のレンズにしてみます。

総じて感じたのは軽いということ。

ネックストラップをつけていても全く首に疲れを感じませんし手持ちにしていても軽いため邪魔に感じません。

またカバンに入れてもコンパクトな本体なので取り出しが容易。

必要な時にパッと取り出して撮影を行なって邪魔になる時にスッとしまえる便利さのおかげで撮影枚数がどんどん増えていきます。

やはり軽いは正義、コンパクトは正義。

SONY α7C

SONYの新しいフルサイズラインのα7C。

今後レンズもコンパクトなレンズの開発が行われていくそうなのでそちらもかなり楽しみ。

懸念していたのはカスタムボタンが減ること、フォーカスを操作するスティックがなくなること、前面にあった操作ダイヤルがなくなること。

特に気になるのは前面の操作ダイヤルがなくなることで、ここはシャッタースピードか絞り値の操作に割り当てていたためなくなるとかなり不便なのではと思っていました。

しかし特段の問題を感じることなく使用できたためほっとしました。

気になる部分はシャッターを押した際のショックが他のカメラと比較して大きいのかなということ。

通常使用であれば気になるようなところではありませんがスローシャッターの時なんかはもしかすると気を使うのかもと思いました。

良いところと気になるところに分けて細かくみていきます。

良いところ

良いところ
  • 軽量コンパクトでフルサイズ
  • オートフォーカスが優秀。AEロックも使いやすい
  • カスタムボタンが減っていても問題を感じません
  • 背面ディスプレイの写りがかなりキレイ
  • 持ち出したくなるデザイン

軽量コンパクトでフルサイズ

とにかくカメラが軽量コンパクトなのがα7Cの最大の特徴。

α7CのCはコンパクトのCなのでこれでコンパクトでなければ表示に偽りがあるのですが名前の通りコンパクト。

とはいえびっくりするほど小さくなったかと言われるとそうでもなかったりするのですがなんといってもファインダーが上から横側に移動したことで高さがなくなりました。

これがかなり大きい。

ぼくがカメラをカバンにしまう時に1番気になるのはその高さについて。

スッとカバンにしまおうとするとファインダーがひっかかってスッといかないことがストレスだったのですがα7Cは高さがない分もうスルスルとカバンからの出し入れができます。

また横側にファインダーが移動したことによって液晶に鼻が当たらないというメリットもありますね。

軽量さに関していえばボディ単体で509gと驚異的な軽さ。

ペットボトル一本分は軽いですよ。

キットレンズの重量は167gとこれまた驚異的。

合わせて676g。

28-60mmのレンズがこの重量で使えるのは旅に嬉しいですね。

ぼくがメインで使用しているBatis 40mmが361gなので合わせて870g。

フルサイズのカメラを使用していると1kgを超えるなんて当たり前のような世界ですし、870gなんてなんならレンズだけで超えていますけどという人もいるのではというレベル。

そんなこともあり軽すぎると感じます。

こんなに軽くて良いのかな。

サイズがコンパクトで軽量ということはカメラバッグを選ばないということでもあると思います。

小さなカバンでもしまっておけてかつ軽いため肩に負担をかけにくい。

毎日持ち歩くことに対する抵抗感も少ないと思いますし、ガンガン撮影して少しでも上手な写真が撮れるようになれたらいいな。

そいう思いにも応えてくれる良いカメラですよ。

オートフォーカスが優秀。AEロックも使いやすい

さて撮るぞと構えて最初に思ったのはオートフォーカスが優秀だということ。

フォーカスエリアを操作するスティックがなくなっているためフォーカスポイントを操作するには背面ディスプレイにタッチするか、コントロールホイール中央のボタンを一度押してから十字キーでの操作をする必要があります。

以前に比べるとワンアクション増えるので面倒かもと思っていましたが、α7CのAEロック機能はかなり優秀なのでフォーカスポイントを動かさなくても十分対応できます。

フォーカスをロックして構図を自分の撮りたいように動かす。

以前までのカメラではフォーカスをロックしているのにそこでロックしてませんというところに動いたりしてうまくいかないなと思うこともありましたがα7Cはそんなことはなくキチンと狙ったところをフォーカスしてくれます。

さらに動画のAF性能もかなりよくて動画撮影ボタンがシャッターボタンの近くにあるため気軽に動画撮影を行うことができます。

動画を撮影していてもフォーカスポイントにすぐにフォーカスを合わせてくれますし良い感じ。

カスタムボタンが減っていても問題を感じない

カスタムボタンが減っている、前面ダイヤルがなくなっている。

購入する前はかなり気になっていて使いにくくなるのかなぁと思っていましたが実際に使用してみるとそこまで大きな影響はないなと感じました。

コントロールホイールに絞り値を設定、背面ダイヤルにシャッタースピードを設定すれば問題なく以前のように操作することが可能ですしボタンについてもホイール十字キーの下が空いているのと、動画撮影をしないのであればそのボタンも他の設定に使用することができます。

個人的にホワイトバランスを十字キー下に設定しようか、オールドレンズのために手ブレのレンズ距離を設定しようか悩むところです。

ファンクションキーもあるので設定項目がカスタムボタンがないと足りないと感じるようなことはないはず。

よほどこだわりのある設定をしているのであれば別なのかもとは思いますがそうでないならカスタムボタンが減っている、ダイヤルが減っていることは気にしなくても十分以上操作できます。

背面ディスプレイ・ファインダーの写りがかなりキレイ

以前のカメラと大きく違うように感じるのが背面ディスプレイ、ファインダーの画像がキレイに見えること。

くっきりしているように見えますしボケ感もキレイに表示されていて気分がいいです。

Batis 40mmを使っている時に関してはディスプレイから立体感も感じられますし撮影していてとても気分が良いです。

以前のカメラではここまでキレイだと感じていなかったような気がしますので良いディスプレイになっているのかもですね。

撮影する時に常に見る部分ですのでキレイに表示されているに越したことはないのでこれはとても良い部分ですよ。

持ち出したくなるデザイン

ファインダーが横側に移動したことでレンジファインダーカメラのような雰囲気になりカッコよくて仕方ない。

さらにフルサイズカメラ特有の威圧感が薄めなんじゃないかなと思います。

ファインダーが上部に設置されているカメラはガチな感じがしますのでちょっと場面によっては威圧感があったしますがα7Cに関していえばそんな感じはしません。

ちょっと古いカメラのようなイメージがしています。

今回カラーをシルバーにしたのもブラックよりもより古いカメラの雰囲気がするから。

同じようなデザインのフジフィルム X100Vも同様の理由でシルバーにしました。

そのちょっと古いレトロな感じが威圧感とは無縁な感じがしますのでどの場面においても使っていけるように思います。

こういうデザインのカメラ好きなんだなぁと思いました。

さらにα7Cはオールドレンズがこの上なく似合うデザインだと思っています。

レトロな印象の本体にオールドレンズがこれまたよく似合います。

カッコいい。

使うことが楽しくなるような見た目になりますので毎日α7Cとオールドレンズを持ち歩きたい。

さらに本体の手ブレ設定によってオールドレンズにも手ブレを使用することが可能。

オールドレンズでもガンガン撮影していくことができますね。

気になるところ

気になるところ
  • シャッターを押した際のショックが強めに感じる

シャッターを押した際のショックが強めに感じる

シャッターボタンを押した時にゴトンという印象の衝撃があるように感じます。

とはいえ別にそれが原因で手ブレしているということはないのですが。

気になって仕方ないということはないのですがシャッターボタンを押すたびにゴトンと感じるのでシャッタースピードが遅い時に気になるかもしれないと思いました。

普段撮影している時はむしろそれくらいの衝撃があった方が撮っている感じがして気分が乗ってくるのですけどね。

そこだけが使っていて気になりました。

逆にいうと気になるのはそのシャターの衝撃くらいのもので全体的な完成度はCシリーズの1台目とは思えないほど高いと感じます。

本体比較してみました

本体のサイズをα7RⅢとX100Vで比較してみました。

流石にコンパクトデジタルカメラであるX100Vと比較するのもどうなのかなと思いましたがそんなにサイズ感は変わらないですし、幅に関してはα7Cの方が小さいことがわかりました。

色々な角度から比較撮影してみましたので参考にしてみてください。

フルサイズカメラの新しい最適解

フルサイズカメラは大きいというイメージを壊して新しい最適解になったのではと感じるα7C。

実際に使用してみてダイヤルなどのなくなった部分はあるものの影響は少なく、その分軽量コンパクトで持ち出す機会が増えるいいカメラであると感じました。

撮影していてとても楽しいですし思っていたよりも小指が余る状態も持ちにくいと感じることはありません。

フォーカスポイントの操作については積極的にポイント操作をしたい人にとっては真ん中のボタンを押してから操作になっているのでワンアクション増えて手間と感じる人もいるかもしれませんが個人的に問題なかったので一安心。

むしろポイント操作をするよりも軽快に撮影できるのでいいかもと思いました。

機能と重量のバランスを考えても初めてのカメラがα7C、かなりいい選択肢なのではと感じました。

最初のカメラにこのカメラを選べばしばらくはカメラ本体に苦労するようなことはないんじゃないでしょうか。

軽いし、小さいし、性能いいし、デザインだって最高だし。

今持っているカメラが重たいと感じている人やもっと気軽に撮りにいきたいと思っているにもおすすめできるカメラです。

どこに一緒に取りに出かけようかとワクワクするかもしれませんよ。