TC-1は世界最小級のコンパクトフィルムカメラ。
そのサイズ感ゆえにカバンなどに忍ばせての持ち運びは容易なのですが積極的に撮影しようとしている時の持ち運びは若干しずらい。
というのも小さくグリップの部分も薄いためずっと手に持っていることがしにくいような印象があります。
何か解決策はないかなと思って調べてみましたがなかなかTC-1に合うようなモノは見つかりませんでした。
TC-1はストラップをつける部分が1箇所しかないためネックストラップなどは形状を選ぶ感じです。
そうなるとリストストラップがいいかなとも思いましたがリストストラップはなかなかいいものが見つかりません。
そこで困った時は便利なピークデザイン製のモノだと思って検索してみると今回購入したカフがなかなか使いやすそうでかつデザインもいい感じ。
即購入してみることにしました。
ピークデザイン カフ

ピークデザインといえばカメラ用品をクラウドファンディングで成功させている企業。
最近はスマートフォン用のアイテムを開発しているらしく話題になっていますね。
カメラバッグのデザインや機能性が本当に好きでいくつか持っています。
その中で今回はリストストラップのカフを選びました。
カフはピークデザインのアンカーで接続することが可能なリストストラップ。
このアンカーはピークデザイン製のストラップなどを使用するときに必須とも言えるモノで様々なモノがこれを軸にカメラにつけられます。
カフはコンパクトカメラなどに接続して使用するリストストラップですが対荷重90kgなのでどのカメラでも使用できると思います。
快適かは別ですけどね。
今回選んだ理由はそのデザインがTC-1にとてもよく馴染むだろうと思ったこととX100Vに使っても違和感を感じないこと。
さらに使用しない時に毎回カバンにしまわなくても手首に巻いておくことができるので撮影のテンポを崩すことなく活動することができます。
カメラにリストストラップという選択肢
実はリストアウトラップを使用したことがなくてどんな使用感なのかnわかっていませんでしたがかなり便利なモノでした。
カメラを手に歩く時に手を滑らせても大丈夫ですし、手からカメラを離してぶらぶらさせても大丈夫なので撮影中に飲み物を飲む際も安心。
さらにネックストラップほどカバンの中で場所を取りませんし小さなカバンを使っている場合でもカバンの中身を気にすることなく持ち出せます。
思っていたよりも便利で機能性が高いリストストラップ、カメラを購入した際に選択肢の一つに入れてもいいかもしれません。
積極的に撮影するならネックストラップよりもリストストラップなのかも
ネックストラップとリストストラップの大きな違いは両手が完全に自由になっているかという点かと思います。
首から下げている状態であれば完全に両手が自由ですし歩く時に自由度が高いですよね。
リストストラップはたとえカメラから手を離していてもストラップが手首についていますので完全にフリーとまではいきません。
ネックストラップでも積極的に撮影する時はストラップを手首に巻いたりして運用するかと思いますがその状態がリストストラップです。
そう書くとネックストラップの方がより様々な状況に対応できるからいいと思うかと思いますがリストストラップは片手に持つことに特化した作りなのでネックストラップを手首に巻いた時のようなぶらぶらすることがないため持ちやすいようになっています。
そこが積極的に撮影する時に邪魔にならないというメリットを生み出しています。
積極的に撮影するときは常に手にカメラがあるでしょうからリストストラップの方がストラップが邪魔だななどの余計なことを考えずに済みます。
ぶらぶら歩きながら撮影するくらいの感覚だとネックストラップの方が楽かもですが。
アンカーを使用して様々なカメラをカフで運用する

アンカーを自分の手持ちのカメラに使用することでカフを全てのカメラに運用することができます。
ここがピークデザイン製品の素晴らしいところですね。
アンカーさえ使っていれば同様にピークデザイン製のネックストラップも使用することができますし必要な時に必要なストラップを選んで使用するなんてことも可能。
機能性だけで考えればこれ以上のモノはないんじゃないでしょうか。
ぼくはTC-1とRX100M3にアンカーをつけておいて最小構成でのお出かけの際にカフを使いまわそうかと思っています。
もしくはフィルムカメラが増えたときにアンカーをつけて気分によって持ち出すカメラを選んだりでしょうか。
選択肢が広がるとなんだかワクワクしてきますね。
使わない時はリストバンドにできる
カフの素晴らしいところがこの使用しない時は手首に巻いておけることがあります。
ストラップを使用しないときに毎回カバンにしまっていると面倒になってきますがこの機能のおかげで面倒に感じることなくパパッとストラップを外しておけます。
見た目もそこまで悪くはないかなと思いますし長さも調整することができるためぶらぶらさせることなく手首に巻きつけることが可能。
こういう機能性がとても面白いと感じます。
コンパクトカメラに積極性を追加できるカフ

TC-1を使っていて気になっていた持った感覚について改善することができたのでかなり満足。
落としてしまう可能性をかなり低減することができましたのでこの時代のフィルムカメラを使用している身としては安心することができます。
大事にしすぎて使わなくなるのでは意味がありませんしカフはそういう意味でもカメラを使う積極性を追加してくれるような存在になったかなと思います。
小さめのカメラを運用している方は1度試してみてはいかがでしょうか。
もちろん大きなカメラを使っている方にもおすすめできます。