今回は五百王さんとツーリングに行けることになりました。
たまに2人でツーリングに行く機会に恵まれていて、大体ペースも写真の趣味も合うのでここ止まって写真撮りたいなと思っていたら止まりましょうと言ってくれる感じ。
今回は以前から行きたかった土倉鉱山跡、それに岐阜のマチュピチュを目的地にして走っていこうと思います。
1日中、山道を堪能するたまらないツーリング
今回は滋賀県から始まって岐阜県へ。
そして再び滋賀県に戻ってきて解散という内容のツーリング。
その工程の7割は山道を走りましたし、つづら折れに曲がりくねる道を何回
曲がったでしょうか。
アップダウンの量というか距離というのかですが、それもかなりの幅がありました。
あまり慣れていない人が行くと怖い思いをしてしまうかもしれないですが個人的には知らない景色、知らない道を行くことができて終始ワクワクしっぱなし。
前回のミステリーツーリングで通った道のうちいわゆる酷道に分類される道ひたすら走るような感じですのでまさにアドベンチャーツーリング。
集合場所まで100km

自宅から集合場所まではおおよそ100kmほど。
高速道路で行くのでそんなに疲れるとかはないのですがこの日はなかなか車が多く、渋滞まではいかないのですがペースが上がらないので時間がかかりました。
徐々に外出し始めているようなそんな雰囲気ですね。
GoToトラベルもありますし外に出ることが当たり前の世の中に戻りつつあるのかもしれません。
そうなれば一泊でツーリングもいいですね。
行きたいところに行ける日が早く来ないかなぁ。
念願の場所土倉鉱山跡
集合地点で合流した後は彦根城外堀を短い時間ですが見学してから出発します。

城まる君、今も現役で仕事をしていました。

道中古い橋を見ては写真を撮って遊びながら目的地を目指します。
そこまでの道がまたいい道で、とにかくまっすぐ伸びるここはどこなのと思うようないい道。
ツーリングを終わって思えばまっすぐな道なんてここだけだったのかもしれません。
土倉鉱山跡までも道も面白い道で大型バイクがのんびり流しながら走っていました。
カーブも緩やかで気持ちのいい快走路。
無理に飛ばす車やバイクもいなくてとても気分の良くなる道でしたのでまたリピートしたいと思いました。

そうして到着した土倉鉱山跡の手前の広場にはなんと通行止めの看板。
もうげんなりしてしまってまた辿り着かなかったなと思っていたのですが確認してみると鉱山の見学くらいはできそうな感じ。
なのでそこから徒歩で土倉鉱山跡に向かいます。



念願の土倉鉱山跡でカメラをとっかえひっかえしながら写真を撮って気づいたのはフジフィルムX100Vの使いやすさについて。
かなりいい感じに使うことができるのでツーリングで写真をメインにしない時はX100Vだけを持って行ってもいいんじゃないかと思いました。
荷物も軽くなりますしカバンの選択肢も増えますしね。
やっとこれた土倉鉱山跡に満足しましたので次の目的地に向かいます。
その前に来た道を戻っても楽しくないかなと思って支線に入り込んだところ、1つは完全な林業の方の道になっていてなかなかなダート。
もう1つは崩土のため通行禁止になっていて崩土というか道路が自然にかえってしまっている感じになっていましたので諦めてもと来た道を戻りました。
ここからアドベンチャーが始まりました。
山道を登り着いた先でインターバル撮影の難しさを知る
次の目的地に向かうのですが林道の方に入り込んで山の中を抜けるルートを選択しました。
全線舗装されているため一般的な道と感覚は変わらないのですが落石や穴、クレーチングの隙間があったりしてなかなか道路が荒れています。
とはいえ崩壊しているような感じではないためぐんぐん先に進んでいきます。

しばらく進むとなんだか周りの山よりも高い位置にいるような景色になってきて展望の開けたところからみると絶景。
ここで2人で協力してバイク小さすぎ写真の撮影に挑んだのですがかなり大変。

どこから見えているのかどのくらいの時間でシャッターがおりるのか計算した上でカメラを設置しているのだなと分かって驚きました。
望遠レンズ持って1人でこの撮影をしているなんてすごすぎる。
でもいつの日かどこかいいところで撮ってみたいですね。
そこからちょっといったところにいいところがあったのでちょっとバイクの写真も撮影してみました。


やはりいいですね、バイクの写真は撮っていて楽しいです。
彼岸花の広がる河岸

そのまま一旦下山して走っていると河岸に彼岸花が大量に咲いているところを見つけました。
あまりにたくさん咲いているので止まって写真を撮っていくことに。
たくさん咲いていて奥までは行きませんでしたが、満足いくまで撮影できました。

彼岸花を離れてお昼を食べに行ったところ行きたかったお昼ごはんが売り切れてしまっていたのが衝撃的すぎてしばらく放心状態になってしまいました。
仕方ないので近くの道の駅で軽く食べて出店で売っていたあゆの塩焼きを食べて次の目的に向かうことにします。

あゆの塩焼きはたまらん美味しさだったので満足なんですがお昼売り切れが残念。
リベンジしないといけませんね。
岐阜のマチュピチュは遊歩道通行できなかった
次の目的は岐阜のマチュピチュと呼ばれる場所。
もちろん素直に向かわずに山道を抜けるルートを選択します。

高いところを駆け抜けていくスカイラインのような道で展望はそこまで開けていないものの隙間から見える景色は大自然そのもの。
道幅も狭くはないですし路面に落石や砂があっても少量なため想定外にスピードを出さなければ危険なことはありません。
同じ道を若いライダーさんが走って行きまして若いっていいなぁと思ったりして。
そうして山道を抜けた先でようやく辿り着いた岐阜のマチュピチュですが遊歩道通行禁止となっていてコロナウイルス対策なのかなと思いました。
遊歩道を歩くことができないですし駐車料金もかかるとのことでしたので、せっかくの機会でしたがウイルス対策をしておられるのでしょうし今回は遠慮することにしました。
こんなところにも影響があるんだなぁ。
魔のカーブと池田山山頂
岐阜の行きたいところも行きましたし今度は滋賀の方に戻るべく走り出しますがやはり大きな通りではなく山道を抜けていくことに。

途中魔のカーブの看板が。
魔のカーブ、怖すぎるでしょう。
実際走っているバイクが大きく膨らんでいたのでわかりにくい構造のカーブなのだと思います。
下りで入っていって入口はそこまでキツくないものの奥の方が切れ込むような感じで大きく曲がっているのかも。
今回は逆から通過したので普通のカーブに思いましたが逆から入ると危ないのでしょう。
ここまでインパクトのある看板を置いてもらえるなら注意しようと思いますね。
そして本格的に滋賀に入るべく山越えを敢行します。
今回は路面工事をしていて引いたばかりのアスファルトを走れましたので快適そのもの。
ただ一気に標高を稼ぐためでしょうか、かなりのつづら折れでバイクの荷重移動の勉強になる感じ。

登り切ったところに展望所があってのですがもはや下界が遥か遠くに。
何台か車も来ていましたし有名なところだったのかもしれません。


この日は雲が出ていたのか霞んでいたので空気の澄んでいる日に来られたらそれはキレイな風景が広がるのかもしれませんね。
山頂からそのまま通り抜ける道に行ったのですが法面崩壊のため通行止めになっていましたので引き返すことにしました。
残念。
ただ、途中で抜けられそうな道がありましたのでそこに入って行きます。
そこはおそらく全く交通量がないような道でして道幅も狭いですし落ち葉も多くてバイクでは滑りやすい要素がたくさん。
ですが対向車が全くなかったので気分的には快適に走ることができました。
あまり人が通らないところはそういう対向車のない快適さがありますね。
関ヶ原を抜けて危険な山道へ
山道を抜けたをちょっと走ると関ヶ原。

五百王さんに教えてもらいましたが関ヶ原のこのローソンはどん兵衛が関東味のものが売っているそう。
どん兵衛に地方によって味の違いがあるんですね。
ちょっと濃いのかな。
気になったのですが写真を撮ることに夢中になっていたら買っておくのを忘れていました。


次回いく時はちゃんと買っておいて味比べをしてみようと思います。
そこから滋賀に入ればあっという間に見慣れた風景ですが夕方の時間帯にかかったので大きな通りをそのまま進むと渋滞するとのこと。
ここはやはり山道を進むことにしまいたい。
山道に入る前の看板に危険な林道ですって書いてあったのですが怖すぎるでしょう。
確かに落石があったりしましたが今日走った道の中では比較的走りやすい方です。
あまり展望は開けていないのが残念ですがチラッと見える景色は琵琶湖とその周辺が高い位置から眺めることができるとてもいいところ。
危険、何をもってして危険なのかによりますがまだ安全な道ではないでしょうか。


その後は道の駅せせらぎの里こうらで休憩をして解散となりました。
かなり駐車場の広い道の駅でしたがあまり立ち寄る人がいなかったのはお店がしまっていたからでしょうか。
のんびりできてよかったですけれど。
1日の走行距離はそこまでですが充実の内容なツーリング
走行した距離としては200kmほど。
自宅との往復を入れると400kmになりますがまぁ1日の許容範囲内でしょう。
ただ、感覚として7割は山道だったので走り慣れない人は疲れてしまうかも。
写真を撮りつつだったのでそのたび休憩を挟むような感覚だったのもいいかもしれないですが全く疲れはありませんでした。
今回も先導してもらってのツーリング。
五百王さんのルートがとにかく良くて楽しいツーリングになりました。
写真も満足いくまで撮れましたし、今年の目標に設定した『たくさん撮ってみる』こともできましたのでいい感じ。
現像がいつもよりも時間がかかって大変でしたがその甲斐のある写真がいくつかありました。
写真の楽しみも広がったかなと思います。
お昼ごはんが売り切れで食べられなかったのでリベンジする理由ができましたし近いうちにまた滋賀県に行かなければいけませんね。
今回のツーリングが色々なことがよくなるきっかけになったようなそんな感覚のするツーリングになったような。
五百王さんに感謝です。
さて、次はどこに行きましょうか。