α7Cでオールドレンズ遊びを 『MINOLTA MC ROKKOR 55mm F1.7』 レビュー

α7Cの見た目があまりにもレトロで可愛いのでこれはオールドレンズの雰囲気が良いはずと思ってオールドレンズでの運用も検討していたところヤフオクでちょっと気になるレンズが。

ぼくの使っているフィルムカメラであるMINOLTA TC-1と同じ会社のMINOLTA MC ROKKOR 55mm F1.7。

TC-1のおかげですっかりMINOLTAびいきになっているのでこれも欲しいなと思って落札しました。

高いレンズではないので失敗しても良いかなと思ってとりあえず買ってみようと思った感じです。

MINOLTA MC ROKKOR 55mm F1.7

緑のロッコールと呼ばれるミノルタのレンズ。

コーティングがうっすら緑色に見えることからその名がつきました。

発売は1960年代で60年ほど前のレンズ。

オールドレンズの中でもかなり安価で手に入りますし、使い勝手がいいレンズで多くの人が使用しているレンズです。

最短撮影距離は55mmとほどほどに距離が必要なのはオールドレンズらしいところですね。

実際に使ってみて最短撮影距離で困るようなシーンはありませんでしたが、室内でのテーブルフォトなどを考えるとちょっと遠いかもしれませんね。

まぁ立って撮影するという手もありますし、必要な時は現代のレンズを使用するのもいいですね。

α7Cに装着しました

α7C、オールドレンズ遊びが楽しいカメラとして話に上がることがありますが今回使用してみて楽しかに楽しいことがわかりました。

カメラ本体の性能がいいためレンズの写している風景を確認しやすいですし、手ブレ補正が強力なのでオールドレンズであっても全く手ブレをしない。

見た目もα7Cのちょっとレトロな感じによく似合っていて、バランスが取れた見た目がかなりいい感じ。

コンパクトな本体なのでこれくらいのサイズ感のレンズがよく似合いますね。

レンズの描写はくっきりボケボケ

レンズを使用していて感じたのはピント面のくっきりさとボケの良さ。

正直なところそこまで描写力には期待をしていなかったのですが実際に使ってみてかなりスッキリとした描写なのでとても気に入りました。

ピント面のくっきりさがとても気持ちいい。

マニュアルフォーカスなのでじっくり狙う必要はあるところも楽しみに変わるようなそんな感覚。

ピントが外れているところと合っているところがわかりやすくてマニュアルフォーカスであってもそれほどピント合わせが難しいと感じることはないはず。

ボケはかなり綺麗にぼやーとボケるので使っていて楽しいです。

特に人物のポートレートを撮影している時や花を撮影する時にいいと感じるボケなのでそういった撮影の多い人には特におすすめ。

また、陰影の表現もかなり綺麗で、黒の表現が良いので写真がすごく綺麗に見えます。

黒い部分ははっきりと黒く、明るい部分はくっきり明るく写るのでなかなか楽しい。

試せなかったのがフレアについて。

このレンズ、フレアが綺麗と聞きますので実際に撮ってみて試してみようと思います。

なんでも二重丸のフレアを狙えたりするようなのでちょっと楽しみにしています。

気になるのところはピントリングの重たさくらい

ピントリングは重ためな設定だと思います。

とはいえ力一杯回さないといけないとかではなく、ちょっと重いかなと感じる程度なので多くの人は違和感なく使用できるはず。

細かいピントを狙うのにはこれくらいの抵抗感があった方が狙いやすいのでこの設定なのだと思います。

あまりにもクルクル回るとすぐにピントを外してしまっていつまでたっても撮影できないことになるかもしれないですね。

これくらいがいいのかも。

絞りリングはカチカチと小気味よく回すことができるので回すのが気持ちいい、楽しい。

α7Cはダイヤル数が少ないので絞りリングがレンズ側にある方が操作しやすいのでこれは嬉しい操作感です。

とはいえF1.7の描写が好きでかったレンズなのであまり絞り込んでいくことはないかもしれませんが。

ただなぁ、α7Cのシャッタースピードが1/4000までなのがなぁ。

昼間にF1.7だと1/4000でも明るすぎることもあるのでISO50に設定する必要があります。

それ以上は絞るしかないのですが絞っていくとせっかくの描写がなぁといった感じ。

せっかくのサイズ感がマウントアダプターを経由してカメラ本体に装着しているのでちょっと大きめになってしまっているのが残念ですが、そこはマウントが違うレンズを無理に使用しているのだから仕方ないところですね。

もっと小さなレンズを装着してもいいかなぁと思ってみたり。

オールドレンズ沼がもう目の前に。

MINOLTA MC ROKKOR 55mm F1.7とα7Cの組み合わせ

実際に組み合わせて使用してみた感想は最高の一言。

軽量コンパクトなα7Cとオールドレンズの組み合わせは見た目にも実用にもかなり相性がいいです。

手ブレ機能によってオールドレンズでも積極的にシャッタースピードを落として撮影ができるので色々な表現が捗ります。

レンズ自体が安いですし、もしも一眼レフカメラを持っている人であるなら一度試しに使ってみてもいいかもしれませんよ。

オールドレンズらしい描写ですし、操作もかなり簡単。

オールドレンズデビューにはもってこいのレンズなんじゃないかなと思います。